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ぽっこりお腹の解消マッサージ等ケア方法

自粛ムードが漂う現在は「コロナ太り」という言葉も聞かれるほど体型で悩む方が増えています。体重増加で特に強い影響を受けるのは「お腹」です。


「現在は在宅時間が延びた影響でお腹がぽっこり…」「運動もできないからあっという間にお腹が…」。今回はこのような悩みを抱えた方に向けて、ぽっこりお腹の解消に効果がある簡単マッサージなどを徹底解説します。

ぽっこりお腹の解消マッサージ等ケア方法


■ぽっこりお腹の主な原因


ぽっこりお腹の主な原因は以下のとおりとなります。


・筋肉の衰え
・皮下脂肪、内臓脂肪
・骨盤のゆがみ
・腸の不調

お腹(腹部)は腹横筋と呼ばれる筋肉が内臓を覆っており、これによって内臓を正しい位置に固定させています。ところが加齢や運動不足などの影響で筋肉が衰えてくると内臓が下がってしまうため、下腹のぽっこりで悩まされることになります。


また在宅時間が多いなどの影響で体を動かす機会が減ったり、食べすぎたりすると体には脂肪が蓄積されやすくなりますので腹部全体のぽっこりへとつながりやすくなります。


この他姿勢が悪いなどの影響で引き起こされる骨盤のゆがみや腸の不調でもお腹はぽっこりしてきます。




■ぽっこりお腹を解消するマッサージ法


ここからは在宅の時間が長くなるなどの影響でぽっこりお腹になってしまった方に向けて、おすすめのマッサージ法を解説します。



●小腸もみ


前述のように腸の不調はぽっこりお腹の原因になりますので、マッサージでしっかりとケアしてあげましょう。今回ご紹介する「小腸もみ」は腸の張りや硬さが緩和されるため、便やガスが原因でぽっこりお腹になってしまっている方には特におすすめです。


<小腸もみのやり方>
(1) 仰向けに寝て両ひざを立てる
(2) 両手のひらをお腹に置く(おへそを覆い隠すように)
(3) 手根部(手のひらの下半分)を使い、腹部を横からじんわりと押す(息はゆっくりと吐く)
(4) 息を吸いながら手の力を抜く
(5) 上記動作を10回~20回行う(左右)
(6) (2)の体勢から時計回りにゆっくりとマッサージする(自然な呼吸を意識しながら)
(7) (6)の動作を10回~20回繰り返す

小腸もみは寝ながら行える簡単マッサージです。小腸が位置する箇所を手を使って入念にもみほぐすことで、腸に心地よい刺激を与えることができます。小腸もみの注意点は特にありませんが、(6)の動作は両手の外側の縁を使って行うとよいでしょう。

ぽっこりお腹を解消するマッサージ法



●ぽっこりお腹を解消するリンパマッサージ


続いてはダイエットや美容のシーンでは定番にもなっているリンパマッサージです。リンパマッサージはぽっこりお腹にも大きな効果を見込めますが、これはリンパの流れを良くすることでむくみが解消されるためです。


<ぽっこりお腹を解消するリンパマッサージのやり方>
(1) 両手のひらを使ってお腹全体をマッサージする(下腹部に向かって交互に)
(2) 親指以外の4本の指で鼠蹊部(そけいぶ)をさするようにマッサージする(外側から内側に向かって)
(3) 両手の親指およびその他4本の指で脇腹の下の肉をつまむ
(4) つまんだ脇腹の下の肉をもみほぐすような感覚でマッサージする
(5) 反対側の脇腹も同様にマッサージする
(6) 上記動作を3分ほどを目安にして行う

お腹全体や脇腹付近を入念にマッサージすることで血行促進などの効果も得られますので、ぽっこりお腹以外にも冷え性といった症状で悩まされている方にもおすすめです。


なお(2)の鼠蹊部とは足の付け根の若干くぼんだ線より上にある下腹部の三角形状の部分のことを指します。

ぽっこりお腹を解消するリンパマッサージ



●下腹太りを解消するリンパマッサージ


下腹のぽっこりに悩まされる主な原因は脂肪や筋肉の衰えによって垂れ下がった内臓です。筋肉の衰えが原因の場合は筋トレという方法もありますが、筋肉強化は即効性が期待できないため、すぐにぽっこりお腹を解消したいという方には向いていません。


よって比較的短期間での下腹太りの解消を目指す場合は、リンパマッサージで老廃物を流すことを優先しましょう。マッサージによって老廃物を排出することができれば、下腹太りが改善される可能性は高くなります。



<下腹太りを解消するリンパマッサージのやり方>
(1) 両手4本(親指以外)の指でおへそから指3本離れたラインに沿ってお腹を上から下へと押す
(2) (1)でマッサージした部位よりも指1本分外側のラインをマッサージする
(3) 両手親指以外の4本の指を使って鼠蹊部の外側から内側をさする
(4) おへその下付近から真下に向かって老廃物を流すようにさする(両手親指以外の指で)
(5) 上記動作を3分ほどを目安にして行う


■まとめ


今回は在宅時間が延びた、食事量が増えた、運動量が減ったなどの影響で引き起こされるぽっこりお腹の解消法を解説しました。


ぽっこりお腹は主に筋肉の衰え、脂肪、骨盤のゆがみ、腸の不調が原因です。ぽっこりお腹を解消する方法は数多くありますが、自宅でも簡単にできるケア方法は腸を活発にしたり、老廃物を排出したりする効果があるマッサージです。


これらは筋トレなどと違って運動が苦手な女性でも取り組めるケア方法ですので、多くの方が実践可能です。現在、在宅時間が長くなってお腹もぽっこりしてきたという方はぜひ本記事を参考にしてください。

筋トレなどと違って運動が苦手な女性でも取り組めるケア方法

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